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箆柄暦『三月の沖縄』2012


箆柄暦『三月の沖縄』
2012年2月29日発行/107号

《Piratsuka Special》
沖縄国際映画祭・ガレッジセール

《Piratsuka Topics》
知名定男 芸能生活55周年記念リサイタル
第4回 沖縄国際映画祭
沖縄国際アジア音楽祭musix2012
OKI meets大城美佐子『北と南』
谷川俊太郎・賢作親子とマルチーズロック「風のうた音楽会」
箆柄暦インターネットカレンダーリニューアル

 

 
 
 
 
Piratsuka Special
沖縄国際映画祭・ガレッジセール
今年も沖縄で楽しい映画とでっかい笑いを楽しもう!

 「ラフ&ピース(笑いと平和)」を合い言葉に二〇〇九年から始まり、今年で四回目を迎える沖縄国際映画祭。国内外の新旧コメディ作品、心温まる作品を中心に、多彩な映画が楽しめるのはもちろんのこと、名だたる監督や俳優による舞台挨拶、人気芸人やアーティストのライブステージ、著名ゲストが一堂に会するレッドカーペットなども評判を呼び、毎回、県内外から多数の観客を動員してきた。

 特に昨年(2011年)は、開催直前の三月十一日に起きた東日本大震災を受け、「被災地にエールと心のつながりを届けよう」と、キャッチフレーズを急遽「エール、ラフ&ピース」に変更して開催。十日間で来場者三一万人、募金額一八〇〇万円超を達成し、復興支援チャリティイベントとしても確かな足跡を残した。初回から映画祭のPR役を務めてきた沖縄出身のお笑いコンビ・ガレッジセールも、昨年を振り返って「あのとき沖縄で映画祭を開催できて、本当によかった」と口を揃える。

川田「やっぱり始まる前は“こういう状況の中で、お祭り的なことをやってもいいのか?”とか、いろいろ考えました。でも実際にやってみたら、募金も含めてたくさんの“エール”を被災地に届けることができたし、参加してくれた皆さんの優しさにも改めて気づくことができて、本当によかったです」

ゴリ「そう、東北から遠く離れた沖縄で、ウチナーンチュとか日本人とか外国人とか関係なく、出演者もお客さんも一つになって“東日本のために何ができるのか”って考えた映画祭でしたね。僕自身、募金箱を持って立ったとき、目の前に並んだ列の長さが人と人とのつながりの長さに見えて、本当に胸が熱くなりましたもん」

 そんな印象深い第三回を経て、今年の第四回はさらにパワーアップ。上映作品や出演者の充実もさることながら、最大の目玉は、世界最大の移動式野外スクリーン(幅25・65×高さ13・85メートル)が、東アジアで初めて沖縄の地にお目見えすることだ。しかも設置場所は、トロピカルビーチ。青い海と青い空、白い砂浜を背景に、巨大スクリーンで映画が堪能できるという、まさに“沖縄ならでは”のシチュエーションだ。折しも開催時期は三月下旬の春休みシーズン。花粉もなく快適な沖縄で、ラフ&ピースな映画祭を満喫してはいかがだろうか。ガレッジセールの二人も、満足度の高さには太鼓判だ。

ゴリ「今年も映画好きな方はもちろん、お笑い好きな方にも十分楽しんでもらえると思います。なんせこの時期は、日本中の芸人が沖縄に集まりますからね(笑)。ぜひお友達や家族も誘って、みんなで参加してください!」

川田「そして地元沖縄の方には、“そろそろ年に一度の映画祭だぞ”って、ワクワクしながら待っていてもらえたら嬉しいですね。お客さんが楽しんでくれたら出演者も楽しいので、ウチナーンチュもヤマトンチュも、会場一体となって盛り上がりましょう!」

(取材&文・高橋久未子/撮影・喜瀬守昭)

 
ガレッジセール 中学時代の同級生だったゴリ(右、本名・照屋年之)と川田(左、本名:川田広樹)が1995年に結成したお笑いコンビ。バラエティはもちろん、ドラマや映画、舞台などでも幅広く活躍。