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箆柄暦『三月の沖縄』2013

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箆柄暦『三月の沖縄』2013
2013年2月28日発行/119号

《Piratsuka Special》
スリムクラブ
第5回 沖縄国際映画祭

《Piratsuka Topics》
『ノンストップ! カチャーシー デラックスエディション』
DINING OUT
BEGIN「春にゴンドラ」
創作舞踊劇『かなし糸縁』
『るるぶやんばる 沖縄北部』
第5回 沖縄国際映画祭
THE BOOM 映画『島唄』
MUSIC ATLAS2013

 

 
Piratsuka Special
スリムクラブ

沖縄がもっと楽しくなる映画祭!

「ラフ&ピース(笑いと平和)」をテーマに、二〇〇九年から始まった「沖縄国際映画祭」。国内外の“笑えて心温まる映画”や名作映画の上映をはじめ、著名な監督・俳優陣による舞台挨拶、人気芸人や旬のアーティストのライブ、華やかなレッドカーペットなど多彩な内容で話題を集め、今や春の沖縄に欠かせない一大イベントとなっている。来場者数も年々増え、昨年の第四回目は過去最大の約四一万人を動員。沖縄出身の人気お笑いコンビ・スリムクラブは、この活況に「映画祭で故郷が盛り上がるのは、本当に嬉しい」と喜ぶ。

真栄田 「僕らは第一回から出演しているので、映画祭が年々スケールアップしていくのがよくわかるんです。会場に来てくれるお客さんの数が毎年増えるのを見ていると、もう本当に嬉しくて、僕ら自身もエネルギーをもらえます。ちなみに一回目と二回目のときは、僕らはまだぜんぜん無名だったので、他の芸人さんのようにホテルやタクシーを用意してもらえなくて、二人で実家に泊まって軽トラで会場入りしてたんですよ(笑)。M-1で準優勝した後はようやくホテル泊まりになって、地元の友達や身内にも“内地でがんばってるよ”って言えるようになった。それもすごく嬉しいです」

内間 「あと、映画祭はお客さんとの距離がめっちゃ近いんですよね。ライブでの反応もいいし、会場でもみんな気軽に声をかけてくれる。最終日のエンディングイベントでは、海辺に大きな花火が上がるんですが、それをお客さんと出演者が一緒に眺めて盛り上がる、その一体感もすごいです。本当に感動的なので、今年もぜひ多くの方に参加してもらえたらと思います」

 そんな沖縄国際映画祭、第五回目となる今年は昨年以上に豊富なプログラムが予定されている。新作映画のコンペティション上映はもとより、沖縄をはじめ全国各地で撮影された映画や“地元の魅力発信CM”を上映する「地域発信型プロジェクト」、人気芸人のトーク付きで映画を楽しめる「吉本映画大学」、映画祭来場者がその場でエキストラ出演できる「デル(=出演する)シネ」など、本映画祭でしか体験できないユニークな企画が目白押しだ。
 また、メイン会場に隣接したビーチには、昨年同様イベントステージと、世界最大(幅25m)の移動式野外スクリーンも設置される。ビーチステージでのイベントは無料のものも多く、気軽に参加できるのも嬉しいところ。スリムクラブの二人も「映画祭中の沖縄は、いつにもまして楽しいからおトク!」と太鼓判だ。

真栄田 「沖縄はただでさえいいところなのに、映画祭の間は魅力的なイベントがいっぱいなので、県外の方はぜひこの時期に沖縄に旅行に来てほしいですね。おトクに沖縄を満喫できること間違いなしです!」

内間 「もちろん、県内からもたくさんの方に足を運んでもらえたらと。海辺で映画が見られる機会なんて、沖縄でもめったにないですから。皆さん、会場でお待ちしていまーす!」

(取材・文:高橋久未子/撮影:喜瀬守昭)
 

◆スリムクラブ(すりむくらぶ) 琉球大学在学中に知り合った真栄田賢(左)と内間政成(右)が2005年に結成したお笑いコンビ。2010年末に開催された「M-1グランプリ2010」で準優勝を果たしブレイク。お笑いライブやTVなどで幅広く活躍中。